• 2018/01タイ研修旅行記4~睾丸マッサージ(カルサイネイザン)スクール~

    スクール近辺には鉄道の駅がなく、最寄り駅からでも徒步20分ほどかかります。
    スクール近くにバス停があることがわかったのでバスで行くつもりでしたが、そのバスがいっこうに来る気配がない。
    このままでは遅刻してしまうと思い、バイタクを利用することに。
    バイタクってのはバイクの後ろに乗っけてもらって目的地に運んでもらうサービスです。

    数人たむろしていたバイタクの人にgoogleマップを提示しましたところ、「わかった」と引き受けてくれた頼もしいおじいちゃんドライバーのケツに乗っけてもらって出発。
    途中で、コンビニに入ろうとするどう考えても赤の他人の若者を呼びつけ、わたしのiPhoneを彼に見せて尋ねていたのにはたまげましたが、最終的には地図の示した場所まで運んでもらえました。

    が、スクールと思われる建物はなんだか廃墟っぽい。
    しかもホームページで見た外観と違う。
    ピンポン鳴らしても誰も出ない。

    嫌な脇汗が滲みました。
    「なんか違くね?」と思って庭掃除中の近所の人にタイ語の住所を見せたら、かなり離れた場所だとのこと。
    親切な方で、結構離れているその場所まで連れて行ってくれました。

    ここだ、この看板間違いない、と思ったのですが、人の気配がしない。
    門はがっちり施錠。

    スクールとのメールのやり取りが英語なもんで、不精して一行返信し続けたたり、レッスン日決めた後でチケット取れないことがわかってでもやっぱりバンコクに行けるようになったことで二転三転したりという経緯があったので「こいつひやかしじゃね?」と不信感を持たれて予約を無かったことにされたのか?
    日曜日でも大丈夫って言ってたのにやっぱり休むとなったのか?

    このためだけにバンコクに来たので腹のあたりがキュッとしてきましたが、慌ててはいけない、落ち着け、と自分に言い聞かせ、スクール宛にメールを送りました。

    程なく返事が来たのですが、電話番号だけ書いてあってかけろ、と。

    わたしのSIMカードは通信専用なので通話ができません。
    幸いIP電話アプリを入れていたのでかけてみましたがなぜか繋がりません。
    スクールの前でアタフタしているうちに先生からGoogleマップのリンクが送られて来て「これ見て来てみて」と。

    マップを開くと現在地から10キロも離れたところに。
    なんでこんなことになってしまったのか考えながらもサクッとUber。

    Uberクソ便利。

    先生はさぞやご立腹だろうと思いきや、すごく温かく迎えてくださってひと安心です。
    先生だけでなくワンコも歓待。

    どうやら、こちらのスクールは2箇所拠点をもっており、今は使っていない方へ行ってしまっていたようです。

    レッスン前に、屋上にある祭壇につれていかれました。
    駆け落ちした二人が異国でささやかに結婚式をあげているような図ですが、これはマッサージの神様に感謝と上達を祈願する儀式です。
    チェンマイでカルサイネイザンを受講したときにもありました。
    隣の方はタイ人レッスン生ですが、この後もときおり通訳をしてくださって大変お世話になりました。

    レッスン開始。

    メールで「タイ語全くわかんなくて英語ほんとちょびっと」と事前に伝えたときに「大丈夫」と言われたので、カタコト英語でやり取りするのだと思っていたら、先生ったらわたし以上に英会話苦手。

    どないなるねん、と思いましたが、お互い試行錯誤の結果、Google翻訳で自国語を相手語に変換し、翻訳がちょっとおかしいと思ったらやっぱり英語に変換してみるという、効率良いのだか悪いのだか分からん方法で意思の疎通を図るという方法に落ち着きました。

    これなんかは、レッスンの文脈から、恐らく「この知識は非常に繊細なことをあつかっています」って意味だろうなと推測するわけです。

    ※追記 チェンマイで仲良くなったタイ人に画像を送って訳してもらったところ、「この知識は細やかで深い」という意味でした。

    google翻訳様の力を借りて、どこまで先生の意図を汲み取ってテクニックを習得することができるのか、チャレンジです。

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