「ペニスの文化史」に続いて、「なぜペニスはそんな形なのか」-ヒトについての不謹慎で真面目な科学-という本を読みました。
心理学者であり科学ライターでもあるジェシー・ベーリングによる、人間の性に関する興味深く、驚くべき科学を探求した一般向けの書籍です。
この本は、特に男性の解剖学に焦点を当て、ペニスがなぜその形に進化したのか、なぜ一部の男性のペニスが他の人より大きいのか、なぜ一部の動物は人間とは全く異なる外部性器を持っているのかなど、様々な疑問を探求しています。
本書は、科学的研究、歴史的逸話、そして個人的経験を組み合わせて、陰茎に関する科学の他、性的魅力の進化、性指向における遺伝子の役割、そして文化的、歴史的要因が私たちの性的な態度や行動を形作る方法など、より広い性に関する問題にも深く踏み込んでいます。
興味深い読み物だったので、これから数回に分けて紹介させていただこうと思います。